自虐という方法


ヒロシです・・・」
を見たとき、「やられた!」と思った人、いませんか?
私は思いました。



自虐は笑いに結びつきやすいと思うのです。
恥・コンプレックス・趣向・性癖など引っ張り出して、自分で自分につっこむことによって笑いが生み出されるのではないでしょうか。



ところで、私は自虐的です。
高校を卒業して東京へ出てくるまでは、こういう性格ではありませんでした。
浪人し、大学休学し、留年することで、自虐的になっていました。
「なった」というよりは、「ならないと社会復帰できなかった」というほうが正しいです。



《以下思い出》
大学2年目終了時に「取得単位0」であった、私は社会復帰をすべく、大学のサークルに入りました。軽音楽サークルです。
私は当初年齢を話さず、1年生のふりをしていました。
しかしながら、いつまでもそうしているわけにもいかず、年齢を曝すことになりました。
そのときに役立ったのが「自虐」であり「駄目人間」であることです。
この二つを理由に、私は社会へ少しずつ戻っていったものの、サークルは辞めてしまいました。



「自虐」と「駄目人間」は、人と交流するときには利用できるキーワードですが、自分自身には脱せないものであり続けています。
しかも、うまい具合に「言い訳」に使えてしまいます。「俺、駄目人間だから・・・」と。



《思い出終わり》



自虐・駄目人間で、どこまでいけるのでしょうか?
口癖が「駄目だ・・・」のままで大丈夫なのでしょうか?
(たとえば、ダーツやボウリングの遊びでも、私は失敗すると「駄目だ」とほぼ無意識に口にします。)





てめえはてめえのままでOK、というような肯定感を、もう少し持ちたいと思うのです。


自信のなさには自信がある。
「負けた」教の信者から脱したい。

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