不義理


部屋の片づけをする。
思い立って。


いらないものが、多すぎる。
雑誌、新書、文庫・・・。
読んでない。買ったものの、自分でまったく消化できてない。咀嚼できてない。
買って満足。買って知ったふり。買って理解できたふり。


もう、そんな生活はいかんと思うのです。
積読とかいうけど、もともと読書量が少ないのだから、積みましたってだけ。


ますます自己嫌悪。


さらにさらに。
昔の手紙・はがきがポロポロ出てきた。
思いのある手紙、こんな手紙もらってたっけ?っていうもの。
故郷の友人からの手紙に非常に心苦しくなった。
もう8年も前になるのか。
なぜ、強情をはって連絡先を伝えなかったのか。
なぜ、ちょっとちょっと連絡をしなかったのか。
なぜ、わけのわからない電話をしてしまたのか。


だいぶ今は、過去を冷静に見られるようになった。

そこまで否定しなくてもいいと思うが、心苦しい思いは残り続ける。
高校時代に、今へも続く友人を作りたかった。


すべて不義理のなせる業。